生徒・保護者・地域の皆さま
こんにちは。
個別指導Wam城北中曽根校の小島です。
つい先日、教室前の花壇に花を植えました。
花を植えるのは難しいもので、
どこにどの花を植えようとか、
この場所にこの色の花を配置しようとか、
あの場所はあのぐらいの高さの花が良いとか、
結構色々なことを考えなければいけません。
さらには様々な角度から見たときのことを考えてみたり、育った後の見映えなども考えたりしていると、
いつまでたっても考えることが尽きません。
終いには、関係ないことをしている時まで花壇の配置を考えてしまい、
花を植える夢を見るぐらいまでになってきます。
そうこうしていると段々と自分の中で考えが固まってくるのか、
ホームセンターなどで花を見たときに、これをあの場所に植えて・・・というのが見えてきます。
それからようやく土いじりに取り掛かります。
とても時間のかかる花壇整美でした。
ところで、この花を植える過程は、勉強で難問に取り組むときに似ています。
難問に取り組むとき、まずはじっくりと問題文を見ます。
そうして、ああでもないこうでもないと問題を様々な角度から考えたり、
自分が知っている公式などが使えないかを吟味していきます。
そうして、ご飯を食べている時も道を歩いている時も考え続けていると、
ふとした瞬間に解法を思いついたり、いつの間にか解けるようになっていたりします。
受験の前はともかく、中学・高校の1・2年生ならこういった贅沢な時間の使い方も許されるでしょう。
難しい問題を探して取り組んでみてはいかがでしょうか。
問題を解くまでの過程で、かけがえのない知見を得ることができます。
というわけで、一つ高校物理の面白い問題を出して終わりにします。
静止している質点に、同じ質量の質点を衝突させたとき、
衝突後の両者の運動の向きがなす角(小さいほう)は90度となることを示せ。
ただし、衝突は完全弾性衝突とする。