教室ブログ

2020.05.16

柳緑花紅

生徒・保護者・地域の皆さま

こんにちは。

個別指導Wam城北中曽根校の小島です。

 

つい先日、教室前の花壇に花を植えました。

 

 

花を植えるのは難しいもので、

どこにどの花を植えようとか、

この場所にこの色の花を配置しようとか、

あの場所はあのぐらいの高さの花が良いとか、

結構色々なことを考えなければいけません。

 

さらには様々な角度から見たときのことを考えてみたり、育った後の見映えなども考えたりしていると、

いつまでたっても考えることが尽きません。

 

終いには、関係ないことをしている時まで花壇の配置を考えてしまい、

花を植える夢を見るぐらいまでになってきます。

 

そうこうしていると段々と自分の中で考えが固まってくるのか、

ホームセンターなどで花を見たときに、これをあの場所に植えて・・・というのが見えてきます。

それからようやく土いじりに取り掛かります。

 

とても時間のかかる花壇整美でした。

 

 

ところで、この花を植える過程は、勉強で難問に取り組むときに似ています。

 

難問に取り組むとき、まずはじっくりと問題文を見ます。

そうして、ああでもないこうでもないと問題を様々な角度から考えたり、

自分が知っている公式などが使えないかを吟味していきます。

 

そうして、ご飯を食べている時も道を歩いている時も考え続けていると、

ふとした瞬間に解法を思いついたり、いつの間にか解けるようになっていたりします。

 

受験の前はともかく、中学・高校の1・2年生ならこういった贅沢な時間の使い方も許されるでしょう。

難しい問題を探して取り組んでみてはいかがでしょうか。

問題を解くまでの過程で、かけがえのない知見を得ることができます。

 

 

というわけで、一つ高校物理の面白い問題を出して終わりにします。

 

静止している質点に、同じ質量の質点を衝突させたとき、

衝突後の両者の運動の向きがなす角(小さいほう)は90度となることを示せ。

ただし、衝突は完全弾性衝突とする。

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