こんにちは、Wam円座校です。
先日の教育委員会からの発表で小中学校の再開が5月25日(月)、県立学校6月1日(月)からに決まりました。
学年と教科によってはGW前の宿題で「予習」が指示されていました。これは休校しても1年間で学習しなければならない内容が減らないからです。予習を宿題にすることは、学校側にしても苦渋の決断であったと思います。
この状況下でさらに休校の延長となり、ますます学校再開後の授業やテストの日程が不透明になってしまいました。間違いなく学校再開後の授業進度が速くなります。しかしそれ以外にも以下のことが起こる可能性があります。
●授業内での確認・復習・問題演習の削減
●プリント等を用い板書の簡略化と高速化
●実習・実験などの削減
つまり、進度が速まるだけでなく、授業内容がブラシュアップされた無機質なものになりうるということです。
延長された休校期間中の過ごし方が、授業についていけるか否かの明暗を分けます。さらに言うならば、このスタートダッシュについていけるか否かが、将来の高校受験や大学受験に大きな影響を及ぼします。
そこで学校が再開されるまでにやっておくべきことを3つ紹介します。
Ⅰ 規則正しい生活
起床・消灯・食事・学習の時間を学校があるときと同じにしましょう。
寝不足で頭が働かないなど、一瞬の気の緩みで取り残されてしまいます。
Ⅱ 復習の徹底
昨年度までに学習した内容を完璧にしておきましょう。
再開後の授業で復習に使える時間はほとんどありません。
Ⅲ 予習への取り組み
あらかじめ習うであろう内容に触れておきましょう。
授業での学びは2回目の学びです。家庭での予習の仕方に関してはこちらをご参照してください。
そして、やらなければならないことは、勉強時間に関係なく「毎日、勉強をする」ということです。
今日から学校が再開する前日の24日まで、毎日30分の自主勉強をしたとしましょう。30分の勉強って大したことないと思うかもしれませんが、1週間(7日)では、している人とそうでない人の学習時間の差は3時間30分となります。24日までは今日を含めて17日あります。一日たったの30分だとしても、この期間で確保できる学習時間は8時間30分です。まさに「塵も積もれば山となる」です。
そして、「大事の前の小事」という言葉があるように、大きな事(合格)を成しとげようとするときは、小さな事(日々の学習)をおろそかにしてはならない。毎日勉強をするという当たり前のことを当たり前のようにすることがいかに大切か分かってもらえたと思います。
個別指導Wam円座校は日々学習に励む生徒を応援しています。この時期に何をするべきなのか、どうのように勉強すればいいのかなどの教育相談に関しては塾生問わず随時承っております。お気軽に教室まで問い合わせください。