コロナウィルスの影響で家にいる時間が長くなっていることと思います。「勉強しなくては」と感じていてもなかなか体が動かない人もいるでしょう。
いつも時間がないことに不満を露わにしていた人も、いざ多くの時間を与えられたときには徒に時間を浪費したりしています。時間の使い方が下手な人ほど、時間がないことについて不満を言う傾向にあるように感じます。
また、「時間がない」ことが行動を起こさない理由として述べられることが多いですが、そういった人の現状として、時間があっても行動しているようには観察できない場合もあります。そうなると、「時間がない」という理由は行動を起こさないことを正当化しない、ということになります。もし次に行動を起こさない理由を説明する時が来たら、別の理由を探さなければなりません。
普段は時間が足りないという思いに駆られているがゆえに、時間に対する価値は相対的に上がりますが、時間が余るとその価値は相対的に低くなってしまうのでしょう。要するに、足りないものの価値は上がり余っているものの価値は下がってしまう。だから時間を浪費してしまう。
上述したことは私自身にも当てはまることが非常に多いです。「時間があればやろう」と考えるのではなく、例えばある行動を起こすことを別の行動に随伴させるなどして、行動を起こすきっかけを変えていかなければならないと感じた今日この頃です。