教室ブログ

2020.04.15

計算ミスを減らすには?

こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。

 

小学校の算数でも,中学・高校の数学や理科でも,計算はつきものです。

自然数の加法から始まって,果ては微分・積分まで,様々な計算法を学びます。

 

計算は,正しい方法を身に付けたからといって,必ず解けるというものでもありません。

どうしても付きまとうのが,計算ミスです。

 

難しい文章題や図形の問題をきちんと理解し,正しい道筋で解いていったにもかかわらず,最後の最後で整数の引き算を間違えてしまい,正解できなかった。こんな場面をよく見ます。

 

計算ミスに限らず,ヒューマンエラーをなくすことはできません。でも,減らすことはできます。計算ミスの多い生徒は,それを人並みの頻度に下げればよいのです。

 

 

ミスを減らすためには,どういうミスが多いのか,把握することが必要です。それに合わせて改善法を考えます。

 

例えば,暗算で間違えがちなら筆算するとよいでしょう。その場合も,何でもかんでもというのではなく,引き算の繰り下がりでミスが多いのなら,繰り下がりのある引き算は筆算する,ということにすればよいのです。

 

あるいは,筆算でよく間違える生徒もいます。そういう生徒のノートを見ると,筆算が斜めになっていることがよくあります。筆算というものは縦に計算していくものです。縦の並びがずれると,どうしてもミスしがちです。ですから,筆算する時は縦の並びを意識して書くことが,計算ミスを減らすことにつながります。

 

 

また,こんなこともあります。

 

2×9×3 という計算をする場合を考えます。

 

2×9=18 これは九九ですから,暗算できます。

ところが,18×3=54 となると,九九を超え,繰り上がりもあるので,計算を誤る危険性が生じます。

 

しかし,計算の順序を入れ替えてみたらどうでしょう。

 

2×3=6 そして,6×9=54

 

九九だけで解けてしまいますね。

 

こんな風に,計算の仕方を工夫することでも,ミスを減らすことができるのです。

 

 

もちろん,問題をたくさん解くことも大切です。量をこなすことで,数の感覚が磨かれます。

 

 

計算ミスによる失点は,手も足も出なかった時よりも,むしろ精神的なダメージが大きいものです。

個別指導Wamでは,計算力の向上にも力を入れています。

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