こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
今日は3月28日。あと3日で2019年度が幕を閉じます。
2019年度の初日,つまり去年の4月1日には,新元号が「令和」であると発表されました。
何だかずいぶんと昔のことのように思えてしまいます。
「令和」という元号は,「Beautiful Harmony」(美しい調和)と英訳されましたが,この1年の世界を思い返すと,調和とはほど遠いという気がします。
世界各国で「自国第一」の主張が台頭し,国家間の対立が深まっています。
国内では貧富の差が拡大し,世代間,男女間の格差も顕在化してきました。
「調和」どころか「分断」が進んだ1年だったと思います。
そんな1年間の掉尾に突如として災厄が降りかかっていました。
新型コロナウィルス感染症のパンデミックです。
明治時代に一世一元と定められ,改元は天皇の代替わりの時にだけ行うものとなりましたが,江戸時代までは,そうではありませんでした。
天然痘やコレラ,流感(インフルエンザ)などの感染症がはやってたくさんの犠牲者が出ると,元号を変えて,言わば厄払いをすることも少なからずありました。
現在の日本と世界の状況を見ていると,元号を変えて心機一転,と言いたくなります。
先日,不要不急の外出を控えるよう,都知事が都民に要請しました。
塾はこの時期「不急」ではありますが,「不要」ではありません。
生徒の学習習慣の維持と学力向上のために「必要」な場です。
だから,個別指導Wam小宮町校は,今日も予定通り春期講習の授業を行っております。
もちろん,換気をし,マスクを着けて,いわゆる「三密」対策を施しています。
新型コロナウィルスの流行がいつ終息するのか,全く予想もつきません。
だからこそ,今できることを精いっぱいやっていこうと思います。