教室ブログ

2020.03.13

今年の作文問題

こんにちは、Wam西浜校です。日中は暖かな日が最近続いておりますね。お時間の方は持て余されていないでしょうか?

 

私もマスクをする頻度が増えて居りますが、発話の頻度も増えると口周りが蒸し蒸しする事に悩んでおります・・・。さて、

 

公立高校入試が一応終了しました。対象の皆さん、ひとまずお疲れ様でした。今年の国語の作文の問題が気になりましたの

 

で、翌日の新聞を見てみました。今回は、2つの案文を比較して、前の文章から後の文章への工夫点と期待される効果につい

 

ての見解を述べる内容でした。それぞれ、A案は「かもしれません」や「思います」に対し、B案は「~ました」の文末の書

 

き回しが特徴的でした。A案の文章を読んでみて私自身個人的に、「耳」も「頭」も少し痛い思いです。「思います」と言う

 

表現は、私も過去のブログで幾度となく使ってきたのですが、当事者として「問題」や「出来事」の「中身」から物事を見て

 

伝えているのか、もしくは」他の方が経験した事」の「受け売り的」な内容を「外側」からみて伝えているのか、その部分を

 

伝えにくい所が有るように感じます。だからといって、自身が経験した「事実」に基づいた事であったとしても、「言い切

 

る」という事は中々どうして難しいのですね。相手が自身と「全く」同じ結果になるとは限らないですから。「~しなさい」

 

とか「~しましょう」って、未来や結末が手に取るように判るでもしない限り、自信を持って言える時と言うのはそうそう多

 

くないと、「個人的」に「思います」。相手からの感じられ方次第では「~思います」の方が角を立てずに、しんなりとした

 

形で伝わる事も個人的には有り「ました」。問題の方はA案からB案に「工夫(改良)」されたと言う形の前提で作文を書き

 

なさい、との事の様に受け取れます。逆に私自身A案を推奨するという事ではありません。B案は書き手自身の「事実」や

 

「経験」に基づいた事を克明に記しているから、いわゆる「説得力」や「重み」がより伝わりやすいとの一方で、A案は見方

 

によっては、改めて言いますが、相手に角を立てない様に「思います」と言う表現に敢えて止めているとも取れます。考え出

 

したら切りがないですが、伝え方と納得のして頂き方は「無限」に有るな、と改めて考えさせられた今年度の作文問題でし

 

た。「言葉遣い」や「語彙量」はやはり大事「です」。この問題に基づいて言えば、「思います」を「ました」や「です」に

 

変えられる様に、「経験」を積んで、「説得力」や「重み」を持たせる努力は、常日頃必要だと考えます。夜はまだまだ寒い

 

ですから、手洗い・うがい睡眠をじっくり取り、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。

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