こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
今日は,1月26・27の両日に行われる都立高校推薦入試の出願日です。
教室に向かう道中も,多くの中学生の姿を見ました。
電車内で隣の席に制服姿の女子生徒が座ったので,「受験,頑張って」と声をかけたくなりましたが,感謝されるか不審がられるか微妙なところなので,声に出すのはやめにしました。
私立高校の推薦入試とは違い,都立高校の推薦入試は高倍率となります。
しかも,調査書の他,面接や集団討論,作文ないし小論文による選考です。
練習を重ねたら受かる,というものでもありません。
したがって,「受かったら儲けもの,受からなくて当たり前」と思うべきものでしょう。
面接については,いつもこう言っています。
「うまく話そう,なんて思っちゃだめだよ」
面接官の質問に対して,模範的なことを答えようとか,きれいにまとめようとか,そんなことを考えると,かえってうまく話せなくなります。思ったことをそのまま素直に答える方が,スムースに話せるものです。
また,こんなこともよく言います。
「入試の面接官は,みんな親切だから安心して」
就職の面接では,わざと意地悪な質問をされたり,あら探しをされたりしますが,入試の面接は違います。
緊張する受験生に心配りをしてくれますし,言葉に詰まれば助け舟を出してもくれます。
だから,「わかりません」とか「少し考えてもいいですか」とか言えばよいのです。
大切なのは,その高校に入りたいという想いを伝えることです。
たどたどしくてもかまいません。その思いの強さをわかってもらえるよう,素直に語るのです。
いずれにしても,倍率を考えれば,目標はあくまでも一般入試です。
5教科の得点力を高めるのが,志望校合格への王道なのです。