年の瀬、冬の講習中です。大学入試改革は一旦白紙に戻り、検討し直すことになりました。入試を変えないと学校の教育は変えられないかもしれませんが、昨今塾で感じる一番の心配事は、以前にも書きましたが、やはり生徒の国語力です。
ある程度学力がある生徒でも、昔の生徒と比べると、圧倒的に語彙力が少ないなと感じてしまいます。先日も生徒が「要約ってどういう意味?」って先生に聞いていたので、ショックを受けつつも「ようやく要約の意味がわかったのか」とつまらないオヤジギャグを飛ばしてしまう日常なわけです。
私は来年小学校に入学する孫と同居しています。家には大人が5人と大家族なかんじの家なので、色々な大人と話すことが多いからなのか、孫は自塾にいる小学校1年生よりも言葉をよく知っています。ただ大人と話す以外はiPadの画面ばかり見ているので、爺はそれが気になって仕方ありません。もっとレゴで遊んでくれとか、目が悪くなると心配してしまうのです。
国語力の低下は、子供にとって、タブレットや携帯の影響だけでなく、昔と比べて家庭環境も変化してきている影響もあるかもしれません。
とにかく、英語、英語という前に国語をちゃんと勉強しましょうと思うのです。読書をする生徒も少ないので、塾で国語を勉強しましょう!国語力がなければ結果英語も出来ないわけなので・・・
田崎