こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
仮内申が出て学校の三者面談も終えた中学3年生は,それぞれの進路に向けた勉強に励んでいます。
都立高校を受験する生徒たちの場合は都立高校の入試問題を解くための特訓です。
都立高校入試の大問1では,確率の問題が2年に1度程度の頻度で出題されています。
確率の問題では,さいころやカード,あるいは袋の中の玉を取り出す,などの題材とともに,じゃんけんを扱ったもののあります。
3人でじゃんけんした時に,「あいこ」になる確率を求めなさい。
じゃんけんの出し方は3通り。3人いれば,3×3×3=27通りです。
では,あいこになるのは……?
全員が同じものを出した時。これはすぐ思いつきます。グー・チョキ・パーで3通りですね。
でも,これだけではありません。
3人がそれぞれグー・チョキ・パーを出した時も「あいこ」になります。
これが案外出てこないのです。
この場合は3×2×1=6通りです。
したがって,3+6/27=1/3が正解となります。
数学は発想が肝心だということを改めて感じますね。