こんにちは。高槻市氷室町の個別指導塾Wam 氷室町校 亀谷です。
子どもの限界を決めているのは何でしょうか?
遺伝?やる気?環境?経済力?
…どれも、要因の一つと言えると思います。
実際、学歴の差は、11~13%が遺伝で決まるという研究があります。
でも、個人的には、遺伝などのどうしようもない要因で限界が決まるなんて
信じたくないし、親を超えることは絶対にできると思います。
親がこうだから、息子(娘)もこんなもんだ、なんて考えている
人がいたら、「ちょっと待って!」と物申したくなります。
実は、子どもの限界を決めているのは、遺伝ではなく、
「お前の能力はこれぐらいだろう」と決めつけてしまう、
大人の思い込みなのだ、という研究もあるのです。
サンフランシスコの小学校で行われた実験では、無作為に選ばれた
生徒たちの学級の担任に、「このクラスの生徒たちはこれから伸びる
生徒たちです」という情報を与えて指導してもらうと、生徒たちは
特別な能力を持っているわけでもないのに伸びる、というものです。
心理学用語でピグマリオン効果と呼ばれるものです。
逆に、悪い印象を持っているだけで悪くなる、ということも検証されています。
子どもの限界を決めているのは「大人の思い込み」なのです。
子どもは、接している大人の考え方に大きく影響を受けます。
自立するまでの間は特に。
周りの大人がこうだと思えば、子どももそれを鵜呑みにする。
そして、それが真実であると信じてしまうのです。
塾に通ってくれている生徒たちは必ず伸びると信じて、
日々接していこうと思います。