こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
長年にわたって首都圏の中学受験生をサポートしてきた首都圏模試センターの模擬試験が,来年度からリニューアルされます。
首都圏模試センターでは,入試問題を分析し,9つの「思考コード」に分類しています。
まず,A(知識・理解思考)・B(論理的思考)・C(創造的思考)の3種類に分けた上で,それぞれを1・2・3の3段階のレベルに区分しているのです。
私立中学校の4科・2科受験生が受験していた「統一合判」は「中学受験合判模試(仮)」となり,A軸を中心に,A1・A2・B1・B2の問題が出されます。
私立難関中学校の受験生を対象にした「最難関模試」は「難関シミュレーション模試(仮)」となります。従来の偏差値からの合格判定に加え,思考スキル別の観点から問題傾向の似ている併願校が教科ごとに提示されます。
公立中高一貫校の受験生を対象とした「公立中高一貫校模試」は「適性検査型模試(仮)」となり,B1~3とC1~3が出題されます。都道府県立や市区立の学校だけでなく,私国立中学校の適性検査型入試にも対応する模試となります。
時代の要請に応じて入試問題は変化し続けています。
そして,それに合わせて模擬試験も変わっていくのです。
2020年度以降も「しゅともし」は中学受験生の大きな味方になってくれそうです。