A man cannot become a child again, or he becomes childish. But does he not find joy in the child’s naïvité, and must he himself not strive to reproduce its truth at a higher stage? (Karl Marx Grundrisse)
「おとなは二度と子どもになることができず、できるとすれば子どもじみた姿になるだけである。とはいえ、子どもの天真爛漫は、おとなを喜ばせはしないだろうか。そしておとなが、今度は自分たち自身で、より高次の段階において子どものもつ素直さを再生産することに努力してはならないのだろうか。」
10月になりました。駅前高等部からです。今月後半あたりから私立大学の公募推薦入試がスタートします。既に指定校推薦やAO入試を経て、進路の決定した生徒もいますが、友人の結果に動揺して調子を落とさないようにしたいところです。
さて、大学入試に必勝法はないのですが、必敗法はあるかと思います。
必敗を回避するための策を考えていくことが、とりわけ大学入試では重要といえます。ここだけと固執してしまい、次の策を考えないでいれば、その入試に失敗したら自滅するしかなくなってしまいますからね。
ポーカーにバンクロールというのがありますが、この手持ちに厚みのあるものが入試では最終的に勝利するといえるでしょう。公募推薦入試で失敗しても、次のセンターや私大一般入試の準備はできている、その次の二次試験で十分取り返せる余力はある、その次の次の後期試験で・・・・。
ある程度、次善の策を考えつつ、入試の準備をしていくことがうまいやり方だと思いますね。
本日は以上です。