「本当の勉強は、いつから始めるの?」という質問にどう答えますか?
いろいろな観点がありますが、私ならばこう答えます。
勉強のスタートは、「テストの答案が返ってきた時からです。」と。
テストの答案は、今の自分の姿です。どの部分が解っていて、どの部分が理解されていないか?を顕著に教えてくれています。つまり克服すべき課題を明示してくれているわけです。
しかしながら、一般的にテストが終わってしまうと私たちは答案を見直すこともしません。唯一、教科によっては答案返却時に学校の先生が解説してくれたところは、記憶に残っているだけでしょう。
本当に力をつけていく人の勉強方法は、答案から学ぶことです。1問ずつ自分の間違いを確認します。そして、ヒント無しで解答できるまで問題に挑戦する勉強方法です。
ここでのポイントは、ただ問題をやり直すという低レベルの話ではなく、次回に同じ問題、似た問題が出題されても、正しく答えられるように学習しておくことです。その時は正しく解けても、時間が経過してしまうとその解き方を忘れてしまうのが普通の人です。しかしながら、「その忘れ対策」を練ってしばらく繰り返しの学習をする。という行動を行っている人が正解なのです。
受験生は当然のことですが、他学年の皆さんも、こうした学習法を身に付け実践していくようになってください。
これが皆さんに提案する、最適な学習方法の1つです。
先ずは半年から1年間行ってみて下さい。皆さんの学力は見違えるほどUPするはずです。2学期中間テストが終わってからが、本当の学習のスタートです。
今回はここまでです。
次回、また読んでくださいね。
松本市平田東3-29-11 2F
個別指導Wam平田校
担当:宮川 誠