こんにちは。Wam高積校です。
一般的にいって、子どもたちにとって勉強はつまらないものです。彼らにとって、数学の問題の解き方や英語の文法などは、自分たちの生活に何の関連もないものと映っているのかもしれません。そうであれば、「あれをやりなさい」「ここは大事ですよ」と周りの大人たちが口を揃えて言ったとしても、子どもたちは過剰に管理されていると感じ、却って逆効果になりかねません。どうしても「やらされている」という感覚になってしまうでしょう。
そうならないように、子どもたちには「勉強が自分の生活や将来とどう関わってくるのか・どういう価値があるのか」を考える機会が必要です。まずはこういったことを自分で考えてもらい、何らかの答えを出してもらうことが重要だと思います。「勉強なんて無駄」と思っているうちは、こちらがどれだけ力説してもあまり響かないでしょう。しかし、「勉強の意味」を考える機会が少しでも増えれば、ひょんなことからこちらの話に耳を傾けてくれるかもしれません。そのきっかけを作ることが大事です。
当校では、三者面談の際になるべくこういった話をするようにしています。また、普段でも、折に触れて話をして、少しでも「勉強の意味」について考える機会を増やそうと微力を尽くしています。
勉強に対して意味を付与することができれば、自ずと能動的に勉強するようになり、学習効率も向上するはずです。私自身がそうでした。勉強の意味を自分なりに考え、答えを出して以来、勉強に対する見方が変わりました。
もちろん、私の経験がすべての生徒に演繹できるなどとは考えておりませんが、上述のような機会を少しでも与えられることができれば、という思いでこの記事を書きました。
以上です。