教室ブログ

2019.05.13

算数について

こんにちは。駅前校からです。

今日は算数のことについてお話させてもらおうと思います。

 

いまからお話するのは、ブルーバックス「計算力を強くする 鍵本 聡著」にのっていた計算視力というものです。既に実践している生徒もいるかもしれませんが、なかなか役に立つ考え方です。

 

計算視力とはひとことでいうと計算の式を頭の中で変形して、簡単な計算に置きかえる力のことをいいます。

次の例を見てください。

15×16=

 

もちろん筆算などですぐに答えが240であることは分かるのですが、計算視力をきたえることでこのような計算の答えが瞬時に暗算で導けます。具体的には次のように考えます。

15×16=15×(2×8)=(15×2)×8
=30×8=240

 

上記のような変形を行うことで、複雑に見える計算を筆算せずに解くことができます。
問題式を計算視力で変形するさい、自分が記憶している計算式を目指して変形する必要があるわけです。

上の例でいえば、30×8という計算式は九九の3×8=24を覚えているから、このような変形にたどり着けたわけです。

 

みなさん、ためしに以下の計算をしてみましょう!

1、18×15=
2、35×14=
3、25×16

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