こんにちは。Wam西浜校です。先日は雨降り後、気温がかなり下がりましたが、日中は少し走ると背中に汗がうっすらと浮
かぶ位、些か夏を匂わせる陽気ですね。まだまだ、寒暖の差が大きいです。さて、先日のゴールデンウィーク中、皆さんはど
う過ごされましたでしょうか?部活動等の学内活動を初め、それぞれ楽しめましたでしょうか?楽しみ過ぎて疲れていません
か?私の方は、再び大阪へ数度赴いたのですが、その中での登り方面の途中、ご年配の方が、一頭の黒いラブラドールレトリ
バーを連れて乗車されてきました。盲導犬です。背中に巻かれていた札の文字の一部が視界に入りました。「仕事中」とあり
ました。電車に乗っている間は、誘導する事が殆ど無いからなのか、特に岸和田~堺までの10数分程は、さすがに退屈感に
堪えかねてなのか、座り込んで寝てしまいました。でも、やはり仕事中だからなのか、その前後で、リードを引かれる方の周
りの匂いを嗅ぐ様な動作をするなど、自身なりの意識をしているかの様にも見えました。愛らしさに駆られて、頭を撫でた
り、名前を呼びたくなる事が有るのかも知れませんが、「仕事中」の盲導犬には絶対にリーダー以外の人には名前を呼ばせて
はいけないそうなんですね(私も調べてみて最近知りました)。集中力を乱し、「仕事」の妨害になる事が、理由の一つだそ
うです。人間においても、声を掛けたりするタイミングや間合いも大事で、プライベートもだと思いますが、「仕事」をす
る時も「犬」と共通する事はあるのかな、とも思ったりします。「犬が仕事をする」真っ向擬人的な表現でしょうが、仕事が
出来る、言い換えると「人間の訓練によって」役に立つ様になった犬を「一匹」ではなく、「一頭」と表現するとの事です。
擬人的と表現しましたが、人を導き、役割を果たしているのであれば、擬人的と表現するのは最早、間違いなのかもしれませ
ん。リーダーの方とラブラドールは下車されて、ホームの階段をゆっくりと降りて行かれました。犬に限ってですが、「一
頭」か「一匹」かの基準は、幾つかの基準がある様です。場合に依りますが、そう言った犬への敬意(と言うと変でしょう
か・・・?)「一匹」ではなく「一頭」(当然その逆も)と表現し直したりする事で、言葉遣いの見直しのちょっとしたきっ
かけになるのではないか?と思った光景でした。恐らく、暑くなってくると思います。風邪よりは、熱中症でしょうか?主
に、外で活動されることが多い方は、水分補給や暑さ対策をしっかり行い、体調に気を付けて下さい。