https://park.gsj.mobi/program/show/43694
「ラジドラボックス」というラジオドラマがアーカイブされているアドレスです。
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テレビドラマや映画と違ってラジオドラマは映像がありません。台詞と音だけです。
その分、聴く側の想像力・演出力が充分に発揮できます。
脚本家の倉本聰は、ラジオドラマは最高難度の表現形式だと言っています。
映像ならば可能な、役者の容貌や景色を具体的には作り手は提供出来ません。完成品として提供される映像作品と違って、完成させるのは最終的に聴き手だというところから、倉本聰はそのような事を言ったのだと思います。
そんなラジオドラマの世界を堪能して下さい。
現在4作品がアップされています。今後も追加される予定だという事です。
1作品10分程度の長さですので、ラジオドラマを今まで聴いた事がないという人にとってはその入口として最適だと思いますし、聴き慣れているという人には新たな表現世界の出会いの場として聴いてみると良いのではないかと思います。1作1作全く違った内容になっていますので面白いのではないでしょうか。
ちなみに、第3回の「問答雲」という作品は、私、関口が脚本を書かせて頂きました。
TOKYO FM で行われた収録には私も立ち合い、声優さん達の声で自分が書いた登場人物に命が吹き込まれる瞬間を体験して来ました。文字でしかなかった脚本に対して、何人かの声優の声が乗る。収録ではそこまででしたが、そこから演出の力によって音が追加され、完成された作品を初めて聴いた時は、自作にも関わらず感動してしまいました。
私はまだまだですが、声のプロ、演出のプロというプロフェッショナルの仕事に圧倒された気持ちです。
是非、聴いて下さい!