こんにちは。Wam西浜校です。日毎に日中の気温が上がってきており、屋外で食事をする日和の際は、晴天は仰ぎ見れそう
ですが、少し汗ばむ感じになりそうですね。さて、新年度に入り、学校の方では、数年間をかけ、学年の垣根を越えて、各教
科の学ぶ順番と内容を組み替えなおす「移行期間」に入っています。新中1生の生徒さん達は、早速、数学の初めの単元「正
負の数」にて、従来は中3の学習内容であった素因数分解が加わる様です。人づてに伺ったのですが、数十年前も中1で学習
していたそうですね。また、理科の方も「自然からの恩恵と自然災害」と言う単元が、中3理科教科書の後ろに記載されてい
ますが、こちらも今年の中1の学習内容に組み込まれるそうです。ある程度の知識や感受性が備わってから「固いお話」を学
んでも良いのではないか?とは思うのですが、何故、「早い段階」でこういった学習内容を持ってくるのか?とも思います。
「早い段階で持ってくる」と言う事はそれだけ「早く触れて知っておいて欲しい」言う思惑があるのかも知れませんし、重要
度が高いのかも知れません。学生の内は、「テストで結果を出す事」を一つの目的として、知識を詰め込む事も必然だと思い
ます。学ぶ事が、習慣や意地を養う方法でもあると思います。大人になれば、実際詰め込んだ知識が、一体いつ何処でどの様
に役立つのかと言う事が、常に分からないが故に、点数とは関係無くなるとは思うのですが、「何を学んで、何を大事だと
思ったか?」という事が、学んだ意味として最後に残るのではないかとは思ったりします。例えば、火山が噴火した場合、火
山灰の恩恵は「肥料代わりや工芸品の材料になる」、災害は噴火により「降灰になって、視界を塞いだり、泥流の元になる」
事等が挙げられる様です。また、地震については、発生する事によって出来上がった、地層のズレや浮き沈みを利用して、住
宅地を建てたりはする様ですが、やはり、過去のニュースなどを見る中で、「数々の災害」をもたらすと言うイメージは否め
ないと思います。地震が起きた場合、揺れ方の知識やそれが収まった後に、一体どう行動するのか、真っ先に何を、誰を案じ
るべきなのか、「早い段階」で考える機会を貰えるきっかけになるかもしれません。わざと質問なのですが、地震が起きて収
まった時、真っ先に、誰の、何の安否を確認されますか(手元のスマホをどう使われますか?)?これから、更に暑くなって
くると思いますので、こまめに水分補給などをし、熱中症を初め、体調に気を付けて下さい。