教室ブログ
こんにちは！
個別指導Wam野口校です。
私が購読している新聞の一面は残念ながら閣僚更迭の話でしたが、やや小さく次の記事もありました。
「初めてブラックホールの撮影に成功」
これだけ科学が発展した今日においてもまだまだ未知の領域が多い宇宙ですが、また一歩進みました。
そもそもブラックホールってご存知ですか。「吸い込まれる」というイメージを持っている方も多いかと思いますが…。
その実態は、「大きさの割に非常に重たいもの」です。
ピンポン玉よりもスーパーボールの方が小さいですが、重たいですよね？そんな感じで、ぎゅっと圧縮されたのがブラックホールです。
ではなぜ吸い込まれるのでしょうか。ヒントは地球にある重力です。
そもそも、重力は「地球と物（人）が引っ張り合う力」です。磁石をイメージしてください。近付くとグイっと引っ張られますよね。それと同じです。
そして、その引っ張り合う力はお互いの質量（≒重さ）で変わります。重さが２倍なら力も２倍です。
ブラックホールはとても重たいので、重力がとても強くなります。あまりに強すぎて、引き寄せられたものは潰れてしまい、結果的にサイズは変わらず重さだけ増して、より強力になっていきます。
光ですらその重力に抗うことができず、そのためブラックホールは「ただの暗いところ」としか認識できなかったのです。
今回は「超長基線電波干渉計（ＶＬＢＩ）」という技術を使って、ついに撮影に成功したそうです。今後更なる技術の発展に期待しましょう！
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教室長 佐野
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