勉強の重要性を説かれて、その場では気持ちよく頷いていても、
提案されたことを実行しない人が大半である。
行動に移す人と移さない人では、天と地ほどの差がある。
とりあえず、助言されたことに乗っかって勉強を始めてみると、
分からない箇所が見えてくる。
自分の分からない箇所が見えてくると、ますます勉強しなけれ
ばいけないことが増えてくる。
勉強すればするほど、自分は何も分かっていないと身をもって
体感することができる。
ところが、始めない人には、何が分からないのか分からない。
光のない真っ暗な道を歩むようなものだ。
動くからこそ、結果という一筋の光が射し込み、課題が見つかり、
自分の進むべき道が明らかになる。
川口元典