教室ブログ

2019.02.02

前へ!

ラグビーの大学選手権決勝が先月行われ、明治大が天理大に勝利し、22年ぶりに大学日本一になりました。スクラムで押し、パスを綺麗に回し、的確なディフェンスで、強い天理大の更にその上を行く強さを見せつけてくれました。

22年前、大学ラグビーは明治が他大学を圧倒する強さを見せていました。明治は重戦車と言われ、フォワードがグイグイ押して行くチーム。パスを華麗に回していくのは早稲田や慶応。日体大や法政大、大東文化大も強かった。関東勢には負けられないと関西の大学が躍起にもなっていました。その頃現在の王者でもある帝京大はまだ強いチームとは言えない時代。秩父宮ラグビー場や当時はまだ壊されていなかった国立競技場で、それぞれのチームカラーを出しての熱戦に、スタンドに座って興奮して観戦いたことを思い出します。

 

明治ラグビーのフォワードを主体としたスクラムで押して行く戦法は、1996年でこの世を去るまでの67年間監督を務めた北島忠治監督が部員達に一貫して教え続けた、いわば「北島イズム」でもありました。

その北島イズムを象徴する言葉があります。

「前へ」

いたってシンプルなこの一言です。

ボールを持ったら躊躇するな、自分の判断で逃げずに真っ直ぐに相手を突破しろ。

2月に入りました。県立高校入試間近です。私立大学入試も各大学本番です。今迄勉強して来た自分を信じて、逃げずに真っ直ぐに受験に向かって下さい。

「前へ!」

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