こんにちは。個別指導Wam 小宮町校です。
今日は,新宿で開催された,教育開発出版様主催の「大学入学共通テスト研究セミナー」に参加してまいりました。
現在の高校1年生の受験する2021年度入試から,大学入試センター試験に代わって大学入学共通テストが実施されます。そこで,2度にわたって実施された試行調査(プレテスト)の詳細な分析をもとにした,共通テストについての展望をうかがいました。
キーワードは「ちゃんと読め」。
センター試験と比べてプレテストでは,特に数学の問題の文字数が激増しています。また,センター試験では設問に関わる部分だけ読めば解ける問題が大半を占めていましたが,プレテストでは全体をきちんと読まないと解けない問題が多くなっています。さらに,図やグラフなども含めて複数の資料を読ませる問題も多いので,「読む」ということの比重が著しく高まっているのです。
ただし,いたずらに恐れることはない,とも思います。
なぜなら,例えば都立高校入試の社会の問題は,複数の資料から情報を読み取って解答を選択する形式です。さらに都立中学入試の適性検査などは,むしろもっと高度な読解力を要求されると言っていいと思います。
したがって,小中学校で「ちゃんと読む」訓練を積んでいる生徒なら,十分に太刀打ちできるのではないかと思うのです。
そして,もう一つ思ったこと。
それは,このような読解力や思考力の養成は一方通行の集団指導では困難だということです。
こういった力を養うには,どの部分から何を読み取ってどう考えるのかという思考の道筋を一つ一つ確認しながら進めていかねばなりません。そのためには,講師と生徒とが対話を重ねながら学習していく個別指導でなければならないのです。
個別指導Wam 小宮町校は,共通テストに向けた指導も万全の態勢を整えています。