こんにちは。Wam 岩出那高前校です。先週の木曜日にこんな事がありました。
6講目の授業の途中に教室のドアが開き、二人の親子が入って来ました。その二人の親子はどう見ても外国人の方でした。面談スペースに案内して話を聞くことになりましたが、日本語も、英語もほとんど通じませんでした。その時に、お母様が鞄からスマートフォン取り出し、話しかけるように促されました。そう、Googleの翻訳アプリです。翻訳アプリを介しながら、日本語とアラビア語の新規面談が始まりました。よく話を聞いてみると、以下のような内容でした。
お父様の仕事の関係で、シリアから日本(岩出市)に来て3年になる。娘が岩出小学校の1年生になった。算数は今のところ問題はない。国語の漢字がうまく覚えられないので、塾でみてもらえるか? 日本語は難しい。私も通うことはできるのか?
小学校1年生のお子さんの方は、日本の学校に入学して9カ月が過ぎているので日本語での会話が十分できました。ただ、難しい日本の言葉になると意味が理解できないようでした。お母様の方は片言の日本が通じるのですが、コミュニケーションをとる会話となると、なかなか理解してもらえませんでした。翻訳アプリがなければ、面談は成立していなかったと思います。
今日で2回目の授業を終えて笑顔で帰っていた女の子を見ながら、政府が進める「外国人労働者の受け入れ拡大」が進むと、こんなケースも増えてくるのかなと感じています。
個別指導 Wam 岩出那高前校
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