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2018.12.13

「人よりも劣っていると思って自信を失ったら」

こんにちは、出口校の西川です。 今日は長い見づらい文章になります事まずお詫びいたします・・・。m(__)m

うどん業界で断トツの1位となった丸亀製麺の社長秘書で「丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか?」の著者、小野正誉さんは著書の中で、丸亀製麺が業界1位になれた理由について語っています。
それは何だったか?
というと、小野さんは「それは他社との競争を重視しなかったことが最も大きな理由」(「丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか?」 p.20 小野正誉著)と語っています。

その話を知った時、とても驚きました。

ここまでの企業となれば当然、他社との厳しい競争を勝ち抜いてきたのだろうと思っていたからです。
ところが、小野さんは価格競争をしたり、立地を巡って陣地取りを繰り広げれば、企業は疲弊してゆくと言います。
丸亀製麺はそういった他社に競り勝つことを最優先しなかった。
その代わり、自分達がお客様に対してできること、お客様のニーズやウォンツを考え続けていたら、気づいた時には生き残り、そして、ナンバー1になっていたというのです。

丸亀製麺はナンバー1を目指したわけではなく、気が付いたらそうなっていた。競争しないで生き残った、と。

人との競争に勝とうとすると、時に自分を見失ってしまったり、人と自分を比べてゆく中で、自分が劣っているところばかりが見えてきて、自信を失ってしまうこともあるかも知れません。

でも、丸亀製麺のように、競わないやり方というものがあってもいいのかも知れません。

人よりも勝っていることを目的に何かをするのではなくて、自分がいいと思えることをしてゆくことであったり、自分らしくいることを大事にしてみたり。

例えば、競争に巻き込まれてしまって自分達の良さを見失ってしまう企業は、恐らく他社が軸になっていると思うのです。言い換えると、他社に対して、自分達はどうか?という考え方です。

一方、丸亀製麺は、自社が軸になっているのだと思います。言い換えると、「自分達はどうありたいか」ということが基準になっている考え方です。

人と比べて、そして、自分は劣っていると思って自信を失った時は、自分を軸に、「自分はどうありたいか」ということを基準に自分自身を判断するようにしてみてもいいかも知れません。

他人を軸にして得た自信は失いやすいですが、自分を軸にして得た自信は失いにくいように思います。

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