こんにちは。個別指導Wam 小宮町校です。
今日は11月9日。
ドイツ民主共和国(東ドイツ)の首都であった東ベルリンと,ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の西ベルリンとを隔てていた,いわゆる「ベルリンの壁」が事実上崩壊したのが,1989年の11月9日でした。
40年以上にわたって続いた東西冷戦が,1985年以降,急速に収束へと向かっていきました。その象徴とも言えるできごとが,このベルリンの壁の崩壊です。この年の12月3日,米ソ両国はマルタ島で冷戦の終結を宣言します。そして,翌1990年10月3日,東西ドイツはドイツ連邦共和国に統一されました。さらに1991年12月25日には,ソビエト連邦が消滅するのです。
私が子供の頃は冷戦の真っただ中でした。ベルリンの壁がなくなるとか,ソ連が解体されるとか,そんなことは考えてもみませんでした。それがたったの6年間で,現実のものとなりました。
これはちょうど私が高校生から大学生の頃のことです。最も多感な時期に,こんな大きなパラダイムシフトを経験したのです。そのことは私の世界観に大きな影響を与えています。
「絶対に変わらないものなんてない」
世の中のあらゆる状況が,人生のいかなる事態が,いつかは変化を遂げるのです。それは自然にかもしれませんし,あるいは人為的になのかもしれません。いずれにしても永遠に不変なものなどないのです。
祇園精舎の鐘の声,諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色,盛者必衰の理をあらはす。
教室に来ている生徒の中には,勉強や人間関係などで苦しさを感じている人がいるかもしれません。
でも,それは決して永久に続くものではありません。いつか必ずそこから解き放たれる日が来ます。
もしも手伝えることがあるなら,いつでも頼ってほしい。ほんの少しであっても力になりたい。いつもそう思っています。