こんにちは。個別指導Wam 小宮町校です。
中学校2年生は,三角形の合同を利用した証明の学習をしています。
2つの三角形において角度や辺の長さの等しい所を挙げ,それを合同条件と照らし合わせて三角形の合同を述べた上で,対応する角度や辺の長さが等しいというところから結論を導きます。
数学の問題の多くは,筋道立てて解くものですが,証明はそれを全て言語化して詳細に述べなければなりません。
生徒の多くが戸惑うのも無理はありません。
でも,これが本来の数学なのだと思います。
数学なんて何の役に立つのか?
よく言われることですが,むろん方程式も関数も図形もほとんど役には立ちません。
では,何のために数学を学ぶのか?
それは思考のトレーニングをするためなのです。
情報を得て,それを整理し,分析し,問題の解決方法を探る。
社会で生きていく上で,最も重要な能力と言えます。
そのシュミレーションとして数学を学ぶというわけです。
ということは,数学は人生のモデル,中でも証明は人生そのものと言えそうです。
中学2年生の皆さんには,人生を楽しく学んでいただきましょう。