こんにちは。個別指導Wam 小宮町校です。
小学校の算数の中で,最も大事で,しかもつまづきやすいのが,「分数」と「割合」,そして「速さ」です。
ちょうど今,5年生が「分数のたし算・ひき算」,6年生が「速さ」を学習しています。
「速さ」の問題では,「道のり」と「時間」,そして「速さ」という3つの要素が,以下のような関係で結ばれています。
① 速さ =道のり÷時間
② 道のり=速さ ×時間
③ 時間 =道のり÷速さ
ちなみに,八王子市で採択している教科書「新しい算数」(東京書籍)では,上の①と②しか掲載されていません。
では,「時間」を求める問題は,どのように解くのでしょうか。
教科書では,かかる時間をx時間として,②の式に当てはめて解くように導いています。
そうであれば,「速さ」を求める問題でも同じことができますよね。つまり,①の式を使わなくても,「速さ」を時速xkmとか秒速xmなどと置いて,②の式に当てはめて解くことができます。
上の①~③の式は「速さの3公式」などと呼ばれ,暗記するものと思われがちですが,実は3つも覚えなくてもよいのですね。1学期に学習した「文字と式」を使えば,公式は1つで十分というわけです。
石につまづいた時,その石をよけて進むことも一つの手です。むろん越えねばならないこともあります。
よけるか越えるか,それは時と場合によって,そして何よりその生徒の特性によって異なってきます。
個別指導Wam 小宮町校の講師陣は,生徒一人一人に合わせて丁寧に指導しています。