こんにちは。個別指導Wam 小宮町校です。
石川中学校3年生の社会科の課題に,こんなような問題がありました。
「自分で株式会社をつくるとしたら,あなたはどんな会社をつくりますか。(今までにないもの)」
なるほどなぁ,と思います。経済とか会社とか言われても,中学生にとっては,遠い世界の話に感じられることでしょう。それを「私が」と考えることで,身近な問題に引き寄せることができそうです。
問いはさらに「本社(店舗)はどこに置くか」「社長は誰にするか」「従業員は何人か」「その事業に関連する会社はどんな会社か」と続きます。突き詰めていくことで,より具体的なイメージがつくられていきます。
生徒に関心を持たせ,理解を深めるための,なかなかユニークな実践ですね。
それにしても「今までにないもの」を考えるというのは,会社に限らず難しいものです。
例えば,「今までにない動物」を考えようとしても,今いるものに似た動物か,今いるものを組み合わせた動物しか思いつかないでしょう。「人魚」とか「麒麟」とか「鵺」などといった想像上の動物は,みなそういったものです。
「今までにないないもの」を思いつくことができた人が,芸術家になったり,ノーベル賞を受賞したり,あるいは億万長者になったりするのでしょう。
さて,石川中学校3年生からはどんなアイデアが生まれるのでしょうか。