こんにちは。Wam西浜校です。お盆を前にして、夏休みも折り返し地点。体調は崩されていないでしょうか?色々な人と関わっているのであれ
ば、もう既に自分一人での体では無いのかも知れません。十分に自愛して下さい。さて、タイトルについてですが、漫画「めぞん一刻」の五代
くんです。皆さんからすれば、「犬夜叉」や「境界のRINNE」などが身近でしょうか?共同アパート一刻館の管理人・響子さんと五代くん。出会
いからようやっと両想いになる迄6年。子供・所帯を持つ迄7年。長短如何の感じ方は人それぞれだと思いますが、人の気持ちを割り切ったり、
当事者意識をシンパシーする事はそうそう容易ではない。普通の恋愛漫画ではあるでしょうが、そう感じる作品だと思います。五代くんを見て
いると「優しさ」の定義とは何だろうか?と思ったりします。一応「一途」なんです。「響子さんが好き」と言う答えが出ていますから。です
が恋敵たちの妨害は有るし、響子さんを初めとする周りの人たちに「良く思われたい」とか「嫌われたくない」などの気持ちがあって、見栄を
張ったり、「相手の不幸」を想像しすぎたりして、相手に自分の真意を十分に聞いて貰えずに勘違いされたり、結果都合の悪い事を先延ばしに
して住人から嫌みや皮肉を言われるのを耐え忍んだり、自分の心の弱さと闘い続けると言えば恰好がいいかもしれませんが・・・、正直見てい
ると苛々してくると思います。ですが、言うは易し行うは難しの如く、自分自身が実際そうだから苛々するのかも知れませんし。亡き夫、惣一
郎さんの存在や思い出を「忘れさせる」ではなくて、その思い出と「共に生きる」選択をした五代くんは、「あなたに会えて本当に良かった」
と響子さんに告げられた時、ようやくその「一途」さが報われたのでしょうか?響子さんに対するあるべき「優しさ」を見つけられたのでしょ
うか?私自身は五代くんも響子さんもお互い「一途過ぎるが故」に6年もかかったと勝手に思っています(作者のさじ加減ですが・・・)。「一
途」を貫くのは本当に難しいですね。それは当然学びの方も、自分で決めた事をやり切る事もですね。西浜校は8/12(日)~8/16(木)まで
お盆の休講期間に入ります。私自身もじっくり休養して夏休み終盤に備えようと思います。皆さんも体調に重々気を付けて下さい。