こんにちは。個別指導Wam 小宮町校です。
台風13号の接近に伴い,昨夜と今朝の授業を休講いたしました。
台風は日本の東岸を北上していきましたが,台風一過の青空とはならず,鉛色の雲に空は覆われています。
そんな今日,8月9日は,73年前に長崎に原爆が投下された日です。
8月は,6日が広島の原爆忌,15日が終戦記念日ということもあって,戦争と平和について考える機会が多い月です。
八王子も,1945年8月2日の未明に大規模な空襲を受けました。いわゆる「八王子空襲」です。
わずか2時間で1600t もの焼夷弾が投下され,市街域3.6㎢のうちの2.9㎢が焼失しました。犠牲者は445人,被災者は70,000人にのぼりました。
戦後,日本は73年間にわたって戦禍を免れてきましたが,世界ではこの瞬間も紛争や内戦で多くの命が奪われています。
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから,人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」
これはユネスコ憲章の前文に記されている言葉です。
子どもたちの心の中に「平和のとりで」を築くのは,我々大人たちに課せられた責務だと改めて思う,そんな8月です。