こんにちは。個別指導Wam 小宮町校です。
夏休みになると,多くの学校が受験生を対象とした公開行事を開催します。
小宮町校の地元の石川中学校では,3年生だけではなく2年生にも,高校見学を夏休みの宿題として課しています。
ただ,特に目的意識もなく見ていると,「へぇー」と思うばかりで,よかったのかどうかすらよくわからない,というようなことになりがちです。
せっかく見に行くのですから,志望校の選択に生かせるような見方をしたいものです。
そこで,お勧めしたいのが「妄想」です。
例えば,その高校の制服を着た「17歳の自分」を想像します。
その高校の教室で授業を受けている自分,廊下で友達とおしゃべりしている自分,体育館やグラウンドで部活動をしている自分,……。
校舎を歩きながら,先生の説明を聞きながら,そこで自分がどんな風に過ごしているのか,自由に想像を膨らませてみるのです。
そうしていると,その高校で自分は充実した生活を送れそうか,何となく見えてくるのではないでしょうか。。
これはもちろん高校に限ったことではなく,中学受験生や大学受験生でも同じです。いくつもの学校で,そこで過ごす自分を想像していると,自分にふさわしい学校がどこなのかということがわかってくるものです。
「妄想」は勉強の邪魔になるものではありますが,全くの役立たずというわけでもありません。
こんな風に,時には案外役に立つものなのです。