こんにちは
個別指導Wam曽野木校の小島です。
1:1.618・・・
前回、この比は黄金比と呼ばれていて、建築物や美術作品に取り入れられていたり、
自然界の中でよく見かけられる比だという話をしました。
今回は、この黄金比を使って長方形を作り、その性質を調べてみましょう。
ちなみに、ジョジョの奇妙な冒険Part7、スティール・ボール・ランでは、
この黄金の長方形が物語のキーワードになっていました。
さて、辺の比率を1:1.618にした長方形を書いてみましょう。
辺の長さが1cmと1.618cmだと小さすぎるので、
10cmと16.18cmにしてみます。
ここで、
という風に、長いほうの辺を10cmと6.18cmに分け、
長方形を正方形と小さい長方形に分けてみましょう。
このとき、小さい長方形の辺の比は、
10 : 6.18 = 1.618 : 1
なので、小さい長方形も黄金の長方形になっているようです。
このように、できた小さい長方形を、
どんどん正方形とさらに小さい長方形に分割していってみましょう。
このようになりました。
コンパスを使い、正方形の中に中心角90度のおうぎ形の弧を
描いていってみましょう。
美しい螺旋が表れました。
このように、黄金長方形は無限に分割することができ、
それを利用して無限に続く螺旋を描くことができます。
次回は、黄金比の値1.618…の意味を探ってみましょう。
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