はじめに、このたびの大阪府北部地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
小松校(大阪市東淀川区上新庄)の近くでも亡くなられた方がいらっしゃって、本当に自然の大きさとこわさをまざまざと見せつけられた、そんな地震でした。既報の通り、ライフラインが機能しなくなったり、交通機関がストップしたり、一瞬で普段の日常が非日常と化してしまった感があります。2日経って表面的にはほぼいつも通りに戻ってきたような気がしますが、余震がこわくて外出できない人や、夜、寝られないという人もいます。実は私も寝不足です…。
さて、そんな中でつくづく思うのが「ふつう」のありがたさです。ふだんは気にも留めないことですが、「ふつうに」電気がついたり、「ふつうに」ガスが使えたり、「ふつうに」電車に乗ったり、「ふつうに」学校に行けたり…なにげないことが、本当は奇跡の上に成り立っていたのだということを、今回の地震が教えてくれたように思います。そして、毎日を丁寧に悔いのないように生きていくことの大切さも教えられた気がします。
幸せは「ふつう」の中にある、それを実感した天災でありました。