こんにちは、出口校 西川です。
早速ですが、今日は夏期講習について書こうと思います。
夏こそ復習を!!
「夏休み」「冬休み」「春休み」といった季節講習の中心はなんと言っても復習です。
今日はせっかくなので、「復習」の意義についてお伝えできればと思います。
出口校では大きく以下のように考えを分けています。
通常期:可能な限り学校の「予習」に徹する
講習期(季節休み):自学年までの「復習」に徹する
講習の時には徹底して「復習」です。
自学年の復習、、、ではなく
自学年「まで」の復習です。
中3であれば「中1から中3まで」の復習
中2であれば「中1から中2まで」の復習
という考え方です。
なぜ中1の最初からわざわざ復習するのかといえば、
「人は必ず”ゆるむ”から」です。
そして 必ず一定の割合で学んだ事を少しずつ忘れていってしまうのです。
これは生徒がなまけているわけではなく、「聞かれない事は忘れてしまう」という自然の摂理だと理解しています。
だからこそ、講習のたびに「聞いてあげる」事が大切です。
なぜならば、中間ゴールと位置づけている高校入試では、必ず「中学の全範囲」が試験範囲になるからです。
復習があるからこそ予習が活きてくる
この夏の講習で「自学年まで」の復習をきっちり終えることで、自分の中での「穴」がなくなります。
つまり、2学期からの授業で「攻め」に転じることができます。
新学期が始まったら、学校に負けないように「予習」に徹するのです。
稀に「学校の復習」を塾に希望されるご家庭もありますが、これはあまり良い事ではありません。
なぜなら、塾は学校と違って圧倒的に「時間」が足りないのです。
学校であれば、1回40分の授業が週に5回もあったりします。
他方、塾はどうでしょうか。
週90分コマを1教科で勉強しているのが限度ではないでしょうか。
「時間数」で負けている塾が学校の後追いでは効率が悪すぎます。
学校の授業を「分からない」状態で受けて、塾で90分☓1コマの復習。
これでは、どんなに生徒が頑張っても理解できる可能性は低いのです。
逆に「予習」にすればどうなるか。
塾で効率的に「学校では次の授業でこんな事をやるよ」とインプットします。
あとは、「学校で復習」をしてもらえれば良いのではないでしょうか。
つまり「学校の時間」を復習にあてるための、「塾での予習」です。
この考え方に基づいて、「学校の授業」を無駄にしない「塾の授業」になります。
注意点は1点だけです。
この「予習」が成功するのは、あくまでも「自学年までの復習」ができている生徒に対してのみです。
だからこそ重要になるのが、「夏期講習での復習」です。
お子さんは夏休みにしっかり復習する予定がたっていますか。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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