こんにちは、出口校の 西川です。
今日は勉強の「型」についてお話を書いていきます。
当然のことながら、勉強にも「型」があります。
武道にも「型」がありますよね。
スポーツにも「フォーム」があります。
これは多くの方にご賛同頂けるのではないかと思いますが、スポーツが上手いか下手かは、わりと見た瞬間に分かることが多くないですか?
フォームがきれいな人は「そこそこ以上」はできます。
フォームがムチャクチャな人は、まあ、、、
勉強に関しても同じです。
途中式の書き方や、暗記の仕方を見れば、どの程度の成績なのかは分かる事が多いのです。
さて、今日の本題です。
今日ここでお伝えしたい事は「型がある」という事ではありません。
「その型は誰にとっても不自由」だという事なんです。
指導の場では、ほぼ100%の確率で以下のような反応があります。
「僕(わたし)は、自分のやり方の方がやりやすいんですけど・・・」
です。
この事をちゃんと、「当たり前」と分かったうえでの指導が大切だと考えています。
「やりやすい方法」でやっているから結果が出ないんです。
「やりにくい方法」に自分を合わせるからこそ結果が出るんです。
先のスポーツの例でもそうです。
フォームを固めずに、好き勝手やる人は上達の効率が悪いです。
まずフォームをきれいに固めた人は、その後の上達が早い。
これは、スポーツの上達を考えると分かりやすいですよね。
(もちろん、例外あり)
「優れた型」というものは、多くの場合で「不自由」なんです。
理由は簡単です。
「自由」が多いと、その自由度に応じて結果がぶれるからです。
「自由」を認めない「不自由」な型は、その分だけ個人の能力には依存しません。
不自由であるがゆえに、ぶれることなく「型」の力で個人の力を引き上げてくれます。
「型」の力で一定レベルまで達した段階で、その後は自分の創意工夫があって良いと思います。
カタを破ると、型破り。
カタがないのが、形無し。
という事です。
優れた型は、「不自由」であるからこそ優れているのです。
小中高生の勉強においては、「型」が圧倒的に大切です。
塾のような場所で専門教育を受ける際には、この「型」を学んで頂くことが一番効果的です。
その際に大切なことが、「型」は自分にとって「不自由な(やりにくい)ものである」という前提を知っているかどうかではないでしょうか。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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