こんにちは。個別指導Wam東京神奈川です。
拝啓 ホーキング博士
「ホーキング、宇宙を語る」を読んでません。手にとってすらいません。ゴメンナサイ。
あなた(なんて不遜な言い方!)が車いすに乗り、音声合成装置を用いて語る番組を少し見た覚えがあります。
もちろん、あなたの宇宙論も理解していません。
なのに、強烈に覚えていて、今も良く思い出すことがあります。
ほとんど動かない体の中の、わずか数千グラムでしかない脳の中に、全宇宙を見通す力が詰まっているのだ、ということ。
小学生が1から10まで数えたら、次は11から先を教える。
「100の次は?」「100万の次は?」「1兆の次は?」「いくつまであるの?」「え?終わりはないの?」「じゃあ、どうやって数えればいいの?」
「宇宙はどこまで行くの?」「端っこはあるの?」「え?どんどん大きくなっているの?」「大きくなったら、どこまで行くの?」「ええ!そのうち小さくなるの?」「どこまで小さくなるの?」「宇宙はどうなるの?」「地球はなくなるの?」
「僕たちはどうなるの?」
子供たちが面白がったり、心配になったり、それでも知りたいよ!とその好奇心旺盛な瞳で見つめるとき、ホーキング博士は「いい質問だね、じゃあ、答えよう。ただし、今考えられる範囲でだけどね。」と嬉しそうに語りだすのでしょうか。
2018年3月14日死去。76歳。
子供たちの「もっと知りたい!」に応えること。私たちも同じです。