教室ブログ

2018.05.13

ゲゲゲの鬼太郎が静かに語る

こんにちは。個別指導Wam東京神奈川です。

 

ゲゲゲの鬼太郎が静かに語る

 

驚きました。日曜午前9時台に、何気なくテレビをつけるとなつかしい「ゲゲゲの鬼太郎」が放映されていました。

 

そのまま見ているとどうも私が子供のころ見たものと違う。「再放送じゃないのか」と思って、でもついそのまま見続けているうちに「こりゃスゲエな」

 

ある会社社長のパワハラを描いていました。その社長は最後地獄行の「幽霊列車」に乗せられ、彼が死に追いやった社員たちにからめとられるように去っていく。

 

アニメの最後に、かわいい女子高生が鬼太郎と話しています。

「誰もが幽霊列車に乗せられるわけではありません」と鬼太郎。

「ああ、よかった」女子高生。

「ただ、あなたが周りの人に恨まれるようなことをしていなければですが」

 

その時、女子高生の携帯にラインが。「今日何して遊ぶ」「あいつ早く消えてほしいよね」「いつまでねばるのかな」

 

女子高生の友達から「いじめ」の誘い。

ハッとして息をのむ女子高生。無言で去っていく鬼太郎。そのまま番組は終了します。

 

強烈でした。この時間にアニメを見ているのは小学生が多いのではないでしょうか。その子たちはこの番組をどう見るのでしょう。少なくとも私には極めて教訓的でした。

 

為政者の中にハラスメントは″犯罪”ではないと言ってはばからない人物がいます。

 

かけがえのない子供たちが、他者もかけがえのない存在だと感じてくれたら。鬼太郎も本望でしょう。

 

 

 

 

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