こんにちは、桜丘町校の西川です。
よく言われる「部活と勉強の両立」です。
お子さんはできていますか?
いきなり言われても困ってしまいますよね。
そもそも「できている」の基準もないですし。
せっかくなので、具体的な基準をお伝えしますね。
○定期試験では5教科合計が350点以上(毎回)
○通知表の内申が5教科は4と5のみ
上記の2点が部活をしながら達成できているのであれば、しっかり両立できていると思います。
そうでないならば、部活はできているけど、勉強はできていない状態です。
両立はできていません。
上段の「基準」についてどうお感じになりましたか?
おそらく、「厳しすぎでは?」と感じた方が多いのではないでしょうか。
しかし、これが現実です。
学校が普通に求める「両立」というのは、本来は非常に難しい事なんです。
特に部活で土日が平気で奪われてしまう昨今の状況下では、本当に難しい。
その難しい「両立」に全員が挑まなくてはいけない状況にあるという事実は是非知って頂きたいんです。
そして、上記の「基準」ですが、どういう根拠でご提示したのかをお伝えします。
根拠は単純です。
「部活なし」で、「部活と同じ情熱」を勉強に向けてもらえれば、この程度の基準は楽にクリアできるからです。
部活をしているように、平日は毎日2時間。
土日は各5時間ずつ。(中1を基準とします)
これをしっかりやって、350点や内申の4,5を達成するのは容易です。
だからこそ、「基準」なんです。
そして、それができるからこその「両立」ではないでしょうか。
繰り返しになりますが、もし「基準」を満たしていないのであれば、本来は勉強に向けるエネルギーを部活に取られてしまっている事になります。
私は無理に「部活」を悪者にしようと思っているわけではありません。
ただ、本当に多くの人が気づかないのです。
こんなふうに思ってはいませんか。
「部活の顧問は学校の先生だし、うちの子があまりに成績悪ければ一言いってくれるだろう」と。
もし、そうお考えの方がいれば、私から質問があります。
「顧問の先生は、部員全員の全教科の成績をご存知ですか?」
そこまで知っている先生はほとんどいないはずです。
先生の担当する教科の点数は知っていても、他の教科までは知らないケースが多いです。
学校の先生は教えてはくれません。
その「基準」を満たしているのかどうかを。
そして、私から最後の質問です。
「お子さんの将来にとって本当により大切なのは、部活ですか勉強ですか?」
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
個別指導Wam桜丘町校
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