教室ブログ
この春から小学5、6年生は教科として英語を学ぶことになり、保護者から英語指導の要望も増加しています。ただそれに反比例するかのように、国語の指導要望は減少傾向で、「国語は大丈夫なので英語をお願いします」という保護者の方が多くなったように思います。確かに英語は大事なのですが、同時に国語も大事です。入試では記述の問題も増加していきます。国語力が心配な生徒が増えていることもありますが、国語もしっかり学習してほしいと思います。
まずは自分の言葉で自分を表現出来ること、相手の言葉を聞いて相手を理解出来ることが大事かなと思います。日本語で言葉のベースをしっかり持ってから、英語の文法を学んだ方が、英語、日本語双方の深みのある学びが出来ると私は思う方です。ただ発音など聞く、話すは早い段階がいいようです。
国語は他の科目のベースでもあり、学問の基礎です。ずっと学習し続けて、他と深いコミュニケーションがとれる人生は豊かと思うので、英語との両輪で学習してほしいと思います。
言葉の力は偉大で、時に、人の心を動かし、人に感動を与えることが出来ます。是非、日本語堪能な日本人として、英語を駆使し、外国人も理解出来る人になれたら素敵だなと思うのです。
田崎
