こんにちは!
富士見校の高橋です。
富士見校では、講師のみなさんにセンター試験の問題を解いてもらっています。
どのような出題傾向があるか、どこに力を入れて指導していくか、などを
みんなで話し合ったりするためです。
自分の頭が錆付いていないかの確認の意味合いもあります(^^;
そこで私も、先日行われたセンター試験を解いてみました。
文系出身なので、英語・国語・日本史・数ⅠAまでですが。
やはり、大学入試改革の影響がかなり感じられる問題になっていました。
日本史では資料の読み取りが多く(地理Bでもムーミンが話題になっていますね)、
国語では、本文の内容を踏まえて議論している対話文への空所補充がありました。
いずれも難易度は高くありませんが、単純な知識の暗記だけでは太刀打ちできなくなっています。
今の時代、多くの人が様々な情報に接することができるので、
暗記すべきことというのは検索すればすぐに探し出すことができます。
それよりも、溢れている情報を自分でいかに処理するかという素養が大事になってきます。
数学ⅠAの資料の活用が年々複雑になっているのもその流れです。
二次関数や三角比などは本当に少なくなっているように感じます。
かといって、知識の暗記をおろそかにして良いわけではありません。
これまでと同じく暗記を前提に、その知識の活用まで踏み込んだ勉強が必要ということです。