こんにちは。Wam西浜校です。一月も早や10日余りですね。ある高校の過去問題より、このような文章を見つけました。
以下 浅井了意「浮世物語」より(江戸時代の作家さんです)「昔、物事自慢くさきは、未練のゆへなり。ものの上手の上
からは、少しも自慢せぬことなり。我より手上の者ども広き天下にいかほどもあるなり。(中略)自慢はならぬものを、今の
世は貴賤上下それぞれに自慢して声高に荒言はきちらし、わがままをする者多し。その癖におのが疵(きず)を隠さんとて、
よきものを誹(そし)り笑うことあり(まだ続きはあるのですが・・・)」自慢くさきは自慢をしたがる事、ゆへは理由、こ
こにおいての未練は熟達の域に達せていない事、ものの上手の上は一人前の事、我より~は上には上が沢山いるという事、荒
言はきちらしは喧伝する事です。温故知新ではないですが、人の意地やプライドの定義と言うものは今も昔も変わらないのか
な、とふっと思いました。改めて。けれど、それがあるから時には仲間として、敵として切磋琢磨出来る時があるのかとも思
います。自ら学ぶ姿勢は当然大事ですが、この人に是非「学びたい」とか「訊きたい」と言う人の存在が在る事も大事だと思
います。出来れば、悪口のない世の中が理想ですが、敢えて吐き出してすっきりすることで、また明日もなにくそと、頑張ろ
うと思えるのであれば、それも人が成長する為の一つの方法なのかなとも感じました。でも、決して奨励はしませんが・・・
(笑)インフルエンザが流行っているようです。うがい手洗いを励行し、風邪予防を入念に行ってください。