こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
カラスが鳴いた後の空き地で
稲川淳二さんのお話を載せた本を読んでみました。
「カラスが鳴くから帰ろ」
子供たちは家路を急ぎます。いつまでも遊んでいると河童が現れて、川の中に引っ張っていかれると。
まだ夕焼けで陽はくれていません。子供たちが帰ったあとの空き地に河童が現れます。でも、本当は人間の子供で、障害をもった子だったりしたそう。その子達が陽のあるうちに少しでも遊べるように、空き地を譲ってあげたのだとか。
さり気なく帰りを急がせた童歌の中に、優しい思いが隠れているのです、と稲川さんはおっしゃっています。