個別指導Wam大形木戸校の小島です
先日、第四回目の特別講座を行いました。
特別講座とは、中学受験で適性検査を課される小学生を対象にした、議論形式の授業のことです。
これまでは私が司会を行っていたのですが、今回から講師が司会をし、授業を進めていくことになりました。
今回のお題は、
「人から人へ言いたいことを伝える時、
・話すほうがしっかり説明する
・聞くほうがよく話を聞く
のどちらが大事か」
というものです。
なんと、このお題は特別講座を受講している小学生の子が考えてくれました。
よくこんな問題を思いついたなあと感心しました。
さて、まずはこのお題に対して2人なりの答えを出してもらいました。
2人とも、話を聞く側が、相手の話したいことを察することが大切だという意見でした。
この意見に対して、お互いに意見をぶつけ合います。
察するとはどういうことか、聞く側はどのような態度で聞けばいいのかなど、意見が飛び交います。
聞く側はうなずいたり、メモをとったり、話し手の表情を見ることが大切だという意見が出ます。
意見を交わすうち、2人とも話す側が大事だと思い直したようで、
話す側にとって何が大事なのかを議論し始めました。
「ご飯買ってきて」ではわかりにくい。
「梅おにぎりをウオロクで3個買ってきて」のように、
何をどこで買うのかなど、具体的に話すことが大事だという結論が出ました。
今回の議論では、聞く側、話す側両方の立場になって、
人に意見を伝える時に大事なことを考えることができました。
これをぜひ、日常生活で活かしていってもらいたいです。
授業を担当した講師の方も、お疲れ様でした。