みなさん こんにちは
高校生の定期テストが終わりました。
テスト勉強、お疲れ様でした。
高校3年生にとっては、センターの方に気持ちが行ってますので、
もう定期テストという時期では、なかったですね。
高校1・2年生にとっては大切なテストでした。
さて、高校1年生の世界史の定期テスト対策のときに、
「占田・課田制」という用語が出てきました。
私が高校生のときは「占田・課田法」でした。
確かに、中国の土地制度は、屯田制をはじめとして、
均田制など〇〇制という言い方が多いので、
統一した方が覚えやすいのでしょう。
用語が変わったということを聞いた生徒は、
「歴史が変わるんですね!」と驚いていました。
ほんの数ヶ月前に、聖徳太子を厩戸皇子に変更したり、
鎖国という用語をなくしたりという案が出ましたが、
廃止になったというニュースがありました。
しかし、この生徒は、全く知らなかったそうです。
鎌倉幕府成立の年号が、1192年(いいくに)から、
1185年(いいはこ)になったのも有名な話しですが、
それも知らなかったそうです。
そもそもニュースに関心がないようです。
学校では社会(世界史)の勉強をしているのに、
現在の社会(ニュース)のことについては、
興味・関心がないとういのは問題です。
定期テストや入試で出るから、
世界史などの勉強をしなければならないのでしょうが、
高校生ですから、もっと今現在の社会の状況にも、
アンテナを張ってほしいものです。
また、教科書の内容が全て正しいわけではなく、
歴史のように変わることがないと思われることであっても、
変わることがあるという認識を持って欲しいと感じました。
日々の勉強に追われて大変だったとは思いますが、
定期テストが終わった今、少し勉強から離れて、
まわりのものに目を向けるのも、いいかも知れませんね。
中山校 渡辺