「私もまた、絵描きなのだ」(シャルル・ド・モンテスキュー)
過ごしやすい時期になりました、といいたいところですが、なかなか蒸し暑い日が続きます。
和歌山エリアの河西貴志高等部からです。
さて、来月後半から私立大学の公募推薦入試が始まります。
近畿圏は特に公募推薦入試が盛んでして、とりわけ近畿大学は多くの受験生を集めることで有名です。第一志望者はもとより、地方国公立大を志望している高校生も受験するケースが昔より増えていると思います。
河西貴志校でも、公募推薦で早く決めたいとの声が聞こえてきます。確かに、近大や京産大などは公募推薦の枠がそれなりに大きく、受験者も多いですから、焦る気持ちも分からないではありません。ただ、ここで学生をとり切るわけではありませんし、一般入試の入学者のほうがずっと多いのは事実です。
公募推薦にも地方受験がありますし、あくまでも受験チャンスの1つとして捉え、模試などを受けるような気持ちで臨めばいいでしょう。そして、この期間だけでも戦力の逐次投入から切り替えて、受験科目全般に力を投入するべきです。具体的には過去問を複数回こなし舐めるように見直して、受験科目の傾向や難易度を自分なりに掴んでおくことが大事です。
もし仮に駄目だったとしても、現役生は学力の進展途上にありますから、英語や数学や古文で足りなかった部分を修正
して一般入試に臨めばいいだけです。現状の学力結果を未来に投射するのは間違いです。
今日はこれだけです。