皆さんは、小学校2年生の時に九九を習ったと思います。そこで、疑問に感じませんでしたか?そうです。九九を習う順番についてです。1の段は、足し算と区別がつきにくいし、唱えにくいので一番最後に習うのはわかりますが、どうして5の段からスタートするのでしょうか?
その理由は、「5の段」の数字が我々の生活と結びついていることに関係があります。5(ごう)、10(じゅう)、15(じゅうご)…と、ものの数を数える時に″5とびの数え方″がよく使われます。また、時計の文字盤などでも、数字は5ずつかかれています。2年生の子どもにとっても、一番理解しやすい段だからです。2番目に習う「2の段」も、2(に)、4(し)、6(ろ)、8(は)…と、2とびの数え方をしますよね。小学校2年生の時にあまり気にせずに覚えていた九九も、覚えやすい段から順番に構成されていたんですね。
小2の皆さん、2学期になったら九九を習うので頑張って覚えましょうね。
個別指導Wam 岩出那高前校 武内