こんばんは。河西貴志高等部からです。
高校生の夏休みも今週ですべて終了しますが、高3生は人によっては入試が近づいてきたかと思います。
今日は公募推薦入試でメインとなる英語を受験するときの簡単な心得について話しておきましょう。
学校によっては、長文問題で「英問英答」タイプのところがあるかと思います。この問題へのアプローチとしては、「英問」の箇所をパラグラフの読解へ入る前に、先に頭に入れてしまうと設問への対処が大変スムーズになります。
というのも、「英問」部分はそれぞれのパラグラフの要約であったり、筆者のメイントピックを簡潔に述べているケースがあるからです。そして、何よりも設問に先に目を通しておけば、答えを探しつつ注意して読解するようになります。
既に実践している生徒もいると思いますが、目を通すのはあくまで英問の箇所のみです。
細かな選択肢にまで先に目を通してしまうと、散りばめられている誤った情報をインプットしてしまい、致命的な誤読を犯すことになります。最初に入る情報は、思考を強力に左右する場合がありますからね。このことは何事においても経験していると思います。
あと、付け加えとして、質問文には適切な英文で解答するようにしてください。SとVを含んだセンテンスの形で、特に動詞の時制にはよくよく注意することが必要です。採点者は単なる答え探しではなくて、答え方をみていることが多いからです。
本日は以上です。