こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
月夜の蟹
波打ち際で波間に漂うモノを見ていました。貝、ヤドカリ、海藻、蟹。ゆらゆらと小さなエイが。動きがおかしいので棒でつついてみると(しっぽのとげには毒があるので素手では触れません)、残念、もう死んでしまっていました。
脱皮したカニの甲羅を見つけました。甲殻類は成長すると甲羅を脱ぎ捨て、一回り大きい甲羅で成長するとか。
脱皮したばかりのカニは、甲羅は大きいのに、中身はまだ小さい。だぶだぶの制服を着た1年生みたい。
月夜の晩に、カニたちは古い甲羅を脱ぎ捨てるそうで、だから人間たちはそんなカニを「月夜の蟹は見かけは大きいのに中身が少ない」と少々小バカにした言い方をします。
いいではないですか。これからしっかり成長するんですから。食べる側の人間に身が少ないのどうのって言われたくないよ。(カニの言い分)
「月夜の蟹」 美しい月を見ながら、「もっともっと成長するぞ!」と意気高く進んでいく。私も「月夜の蟹」でありたいです。