教室ブログ

2017.06.19

その108

こんにちは。河西貴志高等部からです。

 

例年、看護系を目指す高校生(や社会人)はWamのどの校舎でも一定数います。4年生の国公立大の看護学部などですと、大学入試の勉強方法に準拠すればよいのですが、看護専門学校のみを受験予定ならば、一般の大学入試との違いを少し考慮しておいたほうがいいでしょう。大学入試用に作られた参考書や問題集が、そのまま当てはまるというわけではありません。

看護専門学校の入試において、まずおさえておくべきことは、次の2点です。

 

(1)出題のレベルを考えれば、どの教科も「基本重視」の姿勢でよい。
(2)看護専門学校の入試問題は、学校ごとの「独自性」「クセ」が非常に強い。

したがって、各教科とも一通り学んだあとは、自分の志望校の過去問に目を通すことが何より大事である。

 

基本重視というのは教科書の例題レベルを疎かにしないことであり、主に進学校で使用しているような4ステップやネクストステージなどのテキストは特に必要ないということです。

経験的に国語(現代文)の対策が立てにくく、文意があまり判然としなかったり、問題の作りも甘いものがままあります。

大学入試では重要ではないですが、看護入試では漢字全般を勉強しておかないといけません。学校によって違いはあるものの、だいたい漢検準2級レベルです。

数学はⅠAかⅠのみといった指定であり、高度な問題はまず出ないですが、基本の演算能力がとりわけ重要です。勿論中3レベルの計算や公式群も疎かにはできません。素早く的確に、高得点を取ることが求められるでしょう。

 

本日は以上です。

 

 

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