教室ブログ

2017.05.27

紅花栄

皆さん、こんにちは!Wam楠見校です。
5月も下旬になって、当校近くの代掻きが終わった田んぼには、田植えの水入れが始まり、
夜になるとあちこちからカエル達の合唱が聞こえてきて、夏を感じ始める季節がやってきました。
暦は七十二候の「紅花栄(べにばなさかう)」に入りました。
ベニバナの花が咲き誇る頃という意味です。ベニバナはエジプト原産と言われシルクロード経由で日本に伝わりました。花の色は最初は黄色く次第に赤くなっていき、それで赤の染料がつくられます。
平安時代は、絹一疋(幅約38cm×長さ約23m)を染めるのに約12kgのベニバナが必要で、それは米13石(約2t)に相当する超高価なもので珍重されました。ベニバナ染めは一度では淡いピンク色にしか染まらず、真紅に染めるには6~8回も染めを繰り返します。ですから、貴族が着る濃い韓紅(からくれい)の衣服は、実に12回も染めを繰り返したそうです。対して、宮中の女官や裕福な庶民が許された赤色は、絹一疋を約600gのベニバナで1回のみ染めた、それはそれは薄ーいピンク色だったそうです。
ポピュラーになったのは江戸時代からで、染料の他口紅も作られるようになり、現在も山形県最上
(もがみ)地方産のものが地名の如く最上で、徳島県産の藍(あい)と並んで日本の二大染料になっています。 正に色の東西横綱ですね!
さて、今Wamでは二大キャンペーンを行っています!友達紹介と兄弟紹介です。

紹介する側、された側にそれぞれ特典をご用意しています。皆さん奮ってご紹介をお願いしまーす!

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